STRUCTURE 構造

安全な基礎設計

綿密な地盤調査

構造|ザ・パークハウス小石川後楽園
敷地の地盤の性状を把握し、設計施工上の資料を得るため、土質の試験や標準貫入試験など綿密に地盤の調査が行われ、建物に対して最も適切な基礎方式が決定されます。『ザ・パークハウス小石川後楽園』の支持層の深さ(※)はGL約-32m、杭基礎工法が採用されています。
※標準貫入試験で調査した地盤(支持層)の地盤面(GL)からの深さを表しています。現地の地盤状況によりレベルは変動します。

すべての抗孔の精度を超音波で検査

構造|ザ・パークハウス小石川後楽園
杭の施工を確実に行うため、最初に施工する杭で、地盤調査と実際の土質が同じかどうかが検査されます。そして、施工したすべての杭孔について、超音波等により以下の検査が行われます。
●支持層まで達しているかどうか ●垂直に掘られているかどうか ●設計図通りに杭の直径が確保されているかどうか
このような検査を実施した上で、コンクリートが流し込まれます。使用されている杭種は場所打ちコンクリート杭、工法はアースドリル拡底工法、杭径1.8m~2.1m、拡底径2.2m~2.8m、杭長29m~37m、杭本数は34本です。

建物強度を高める取り組み

開口部補強筋

構造|ザ・パークハウス小石川後楽園
開口部の四隅の部分は、乾燥によってコンクリートが収縮する時に発生する力や地震の際にかかる力が集まりやすく、他の場所に比べると構造上ひび割れしやすくなっています。そこで、四隅に補強筋やメッシュ補強を追加することでひび割れに対する補強効果がはかられています。

ダブル配筋

構造|ザ・パークハウス小石川後楽園
耐震壁は、鉄筋を格子状に二重に組むダブル配筋です。シングル配筋に比べて、高い強度と耐久性が実現されます。

建物の強度をチェック

粘り強さをアップする配筋方法

構造|ザ・パークハウス小石川後楽園
建物の柱(柱梁の接合部分及び間柱は除く)の部分に巻く鉄筋(フープ筋)は、スパイラル筋もしくは溶接閉鎖型にすることで、柱の粘り強さが高められています。

床スラブはダブル配筋

構造|ザ・パークハウス小石川後楽園
床のスラブはダブル配筋とし、床や壁のコンクリートの中に二重に鉄筋を配することで、強度が高められています。

耐震スリット

構造|ザ・パークハウス小石川後楽園
主にバルコニーや共用廊下側の壁(非耐力壁)と柱の間等にスリットを設けることにより、地震時に柱や梁に余分な力をかけることなく、建物が大きな被害を受けることが防がれています。

コンクリートの耐久性


確かな品質管理

構造|ザ・パークハウス小石川後楽園
コンクリートは建物の骨格となる材料です。建物が完成するとタイルなどに覆われて見えなくなります。重要なのが、設計時さらに建設現場での建物の品質管理です。確かな品質のコンクリートで建築するために、工事段階でも厳しくチェックする体制が整えられています。


強度を確認する圧縮強度試験

構造|ザ・パークハウス小石川後楽園
コンクリート技士による管理のもとで配合され、現場で打設されたコンクリートの一部をサンプルとして保管し、所定の期間が経過後固まったものに実際の圧力を加えて、想定した以上の強度があることが確認されています。

コンクリートをしっかり
チェックする受入検査

構造|ザ・パークハウス小石川後楽園
工場から建築現場に届いたコンクリートは、まず受入検査が行われます。コンクリートの流動性、空気量、塩分量、温度などをチェックするもので、この検査で確認後、ポンプ車に送られ、型枠に流し込まれます。

外壁の耐久性

タイルの施工も引っ張り試験でしっかりチェック

構造|ザ・パークハウス小石川後楽園
貼り終わったタイルは、施工後剥離することがないよう所定の数を接着力試験器で引っ張り試験を行いチェックされています。

設備・機器の耐久性

錆を出さない工夫がなされた
飲料水の共用給水管

飲料の共用給水管は、屋外は塩化ビニルライニング管、屋内はステンレス鋼管が採用されています。

住戸の給水・給湯管には
耐蝕性に優れた素材を選択

給水・給湯管には、耐蝕性に優れた赤水の発生しない架橋ポリエチレン管が採用されています。
※コンクリートについての説明は、住棟(住宅を含む建物)の壁、床、柱、梁、基礎等に使用されているコンクリートについてのものであり、電気室やゴミ置場等の付属建物、機械式駐車場ピット等の工作物、外構の塀や擁壁、花壇の基礎等、その他エントランスアプローチや駐輪場等土間や杭に使用されるコンクリートは対象外となります。
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